遠い、遠い昔。
二人が共に過ごした時間は、確かに存在していた。















アレンはある日、一人の青年と出会った。
高く結い上げた艶髪に、穢れを許さない凛とした表情。
けれどそれを裏切る、彼の手に握られている聖刀から漂う血臭。
あぁ、最近よく同胞が葬られていると訊いたのは、この子が原因なのかな。
ならば、これ以上仲間を消される前にここで彼を殺してしまおうか。
地上を見下ろしながらふわりと微笑んだ吸血鬼が、その笑顔の下で不穏なことを考えていたことに、敏感な青年は気付いたようだった。
アレンは太い樹の枝を一度蹴り、くるりと宙返りして地上へと降り立つ。
これで羽根でも生えていれば、人は「天使」と呼ぶのだろうか。
クッと咽喉を震わせて、真正面から青年を見据えた。
「こんにちは、僕はアレン。君は?」
「今から死ぬ奴に、いちいち名乗る義理は無ぇ」
もっともと言えばもっともなことを言われ、アレンは目を丸くする。
嫌悪、憎悪、殺意。
ピリピリと伝わってくるその激しい感情に、肌が切れてしまいそうだと思った。
今にも斬りかかってきそうな形相から不意に視線を下げると、ハッとあることに気付く。
彼の胸には、同胞からの呪いがかけられてあった。
それも、かなり厄介なものが。
「その呪い、どうしたの?」
「-----ッ」
左胸を指差して問うと、青年はギリと唇を噛み締めた。
大方、どこかの悪戯好きが仕出かしたのだろう。
だが、人の一生は短い。
『吸血鬼を百人殺せたら解ける』という条件の下にかけられた呪いは、たかだか百年かそこらが寿命の人間が解くことは不可能に近かった。
だからこそ、その魂が何度生まれ変わっても呪われるようにという厄介な『おまけ付き』なのだろう。
時と共に進化してきた人ならざる者は、今では外見も生活習慣も人間と然程変わらない。
決定的に違うのは時間の流れと、人の生き血を衝動的に求める欲求だけ。
昔はどうだったか知らないが、今では聖水も杭も陽の光も、どれも吸血鬼を退治するには役立たない。
唯一の武器となる聖具を持っているとはいえ、寿命を縮める呪いを受けた青年に百人もの吸血鬼を見付けるには時間が無さ過ぎる。
「僕で何人目?」
「……八人目だ」
意外にも素直に返ってきた答えに内心で驚きつつ、ふぅんと小さく頷いた。
「大変だね」
「お前の仲間がやったことだ!!」
「そんな呪いかけるような吸血鬼を、仲間だなんて思いたくありません」
「ふざ、け-----ッ、!?」
ガクンッ。
突然膝から崩れ落ちるように前のめりになった青年を、アレンは咄嗟に支える。
年の頃は、十七、八だろうか。
その割りに細めな肩や胴回りに、小さく胸が痛んだ。
「……ねぇ、君の家はどこ?」















何の罪も無く呪われたこの青年に、
感傷的なものを覚えた。
遠い記憶の中で、幼い子供の笑い声がした。















「ちょこまか浮いてねェで降りて来い!!」
「いーや。簡単に殺される気はしないけど、自分から聖刀に突っ込む吸血鬼なんていないよ」
あの時、朦朧とした意識で家の場所を教えられ運んだ先は、とても大きな屋敷だった。
家族も使用人も居ない。
生き物の気配自体がしない、大きな箱。
完全に意識を失った青年の部屋を探し回っていると、使われている部屋と使われていない部屋がはっきりしていることが判った。
カンダの目が覚めるまで歩き回った屋敷の中で見付けた生活空間と言えば、彼の部屋と台所のみ。
一室だけ鍵がかかって入れず、カーテンをひいていて外からも見えない部屋があったが、アレンはそこが何の為に閉ざされているのか訊こうとはしなかった。
そしてようやく見付けた一番清潔感のある部屋は、拡い庭が一望できる、縁側の和室だった。
一組の布団が敷かれ、周りには何も無い。
まるで、この家の主のような部屋だった。
「懲りないね、カンダ。そんなに動いていたらまた倒れるよ?」
「煩せぇ!!」
不本意ながらもアレンに貸しを作った青年の名は、カンダと言った。
その貸しを無効にする為に「名前を教えて」と要求し、渋々ながら答えてくれた時点でこの話は終わったものと思っていたのに、カンダは未だに『貸しを作ったこと』に拘っているらしかった。
「ねぇ、カンダ。本当に僕を殺す気、あるの?」
ふわふわと聖刀の届かない場所で浮いている者の言う台詞でも無かったが、アレンはどうしても疑わずにいられなかった。
手入れの行き届いている庭を宙から見下ろし、呆れた溜息が零れる。
明らかに面倒なことを嫌いそうなカンダが花の手入れをしている姿は、何度見ても信じられない気持ちになる。
その花を踏んでしまわないように注意を払いながら自分を殺そうとするのが、またなんとも間抜けに見えたりもして、馬鹿らしいのだけれど。
「花が大切? 意外だね」
「……俺が、じゃ無ぇ」
曖昧な返答に肩を竦め、距離を取って地上に降りる。
花を踏んでしまわないように避ける癖がついたのは、間違いなくカンダの所為だった。
「綺麗だね……秋桜、彼岸花、百日紅……」
「吸血鬼のくせに、何でそんなに詳しいんだよ」
追いかけっこの終わり。
それはカンダが刀を下ろしたときだと気付いたのは、何日前からだったろう。
もっともらしいような、それほど不思議でも無いようなことを訊かれたアレンは少しの沈黙の後、
「永く生きていれば、自然と覚えますよ」
とだけ言った。
「……この屋敷は、元々は俺の持ち物じゃない。屋敷の元の持ち主が行方不明になってから何度か家主が変わって、今は俺が住んでいる。その時に、庭の手入れを怠るなと言い付けられた」
「カンダはどうしてここに?」
「別に。ただ移り住んだだけだ」
どこかから風が起こり、草と花の匂いが頬を撫でる。
それが吹き抜けた方向へと視線を流せば、そこには葉の色を変えた桜の樹があった。
地中にしっかりと根を伸ばした大樹に近付き、アレンはそっとその幹に触れ、頬を寄せた。
「カンダ、桜の花びらがどうして色付くか、知ってる?」
「……その下に死体が埋まっているから、なんて馬鹿なこと言うなよ」
「っ、ふふ、あははッ」
言わないよ。
穏やかで寂しそうな、嗤っているようで泣いているような銀灰の瞳に、カンダは背をとんっと押されるように言葉を紡いだ。
「お前に、大切なものは無いのかよ」
その瞬間、
「-----ッ」
突風が吹き、視界が色とりどりの枯葉に遮られる。
声すら掻き消すほどの強い風に思わず目を閉じ、次に顔を上げたとき、アレンの姿はそこになかった。
神隠し。
そんな言葉が頭を過ぎったが、相手は吸血鬼だということを思い出してカンダは小さく息を吐く。
出会ってからというもの、ふらりと自分の前に訪れては一頻り揶揄って、いつの間にか姿を消す。
最近はそんな身勝手な存在に振り回されてばかりだ。
「ったく……何なんだあの吸血鬼」
納得のいかない表情で踵を返したカンダを、アレンは桜の樹の太い枝の上で見ていた。

「大切なものは、昔、失くした」















ずっと、遠くから見ていた。
あなたが寂しい想いをしなくて済むように。
あの日に植えた樹が翡翠になり、枯茶に変わり、葉を落として、花を咲かせる輪廻を。
ずっと、見守るつもりだった。















「っ、く、-----ゲホッ」
縁側に腰掛けていたアレンは戸を閉め、灯を燈した室内へと入った。
キシ、と鳴いた畳には少しの埃が這っていて、あぁ掃除しなくちゃなとぼんやり考える。
そこから少し離れた場所に敷いている布団に横たわる青年を見て、無意識に拳を握り締めた。
「ダメだよ。無理して動いちゃ」
「る、せぇ、馬鹿モヤシ」
「誰がモヤシ……?」
呼吸をするのも苦しそうだと言うのに、悪態を吐くことは忘れない。
その図太さに溜息を零しながら額に置いていたタオルを取り、清潔で冷たい物と取り替えようとしたとき、不意に手首を掴まれた。
薄っすらと開いた漆黒の瞳に、トクンと胸がざわつく。
けれどアレンは何でも無いように口許を和らげ、何?と目顔で訊いた。
「お前の手の方が冷えてる」
「吸血鬼だから」
だから。
人とは違う。
君とは違う。
「君は温かいね。熱いくらい」
「……」
人、だから。
僕とは違うから。
「もうすぐ雪が降りそうですよ」
「雪は嫌いだ」
「どうして?」
「寒い」
「あははッ」
とても、とても他愛の無い会話の中に時折混じる苦しそうな咳の音は、聞こえないフリをしていた。
隙間風に揺れる灯が、部屋をゆらゆらと照らす。
冬の訪れを待つ世界は仄暗い。
灯が消えてしまえば、会話が途切れてしまえば、たちまち何かに呑み込まれてしまいそうな、そんな錯覚すら覚えた。
「春には、何の花が咲く?」
「……雪割草、二輪草、木春菊……」
「桜?」
「あぁ」
「お花見、楽しみだね」
同意の言葉は返らなかった。
寝たのかな、と横目で見ると、その瞳は真っ直ぐにアレンを捉えていた。
自然と寄り添った沈黙に気まずいものは無いが、なんとなくどちらも目を逸らさない。
これが恋人同士なら、口吻でも交わすところだろう。
だけど二人の間に、そんな関係は無い。
屋敷に入ることを許しているのも、勝手に看病をしているのも、手を掴むのも、見詰め合うのも、全ては気紛れだ。
人と吸血鬼の間に、愛も恋も無い。
いつかは自分をおいていってしまう相手に情を移すことなど、出来る筈もなかった。
吸血鬼は長命故に、時代を超えて人を置いて行く。
そして短命な人間は、変わらない時代の中で老いて逝くものだから。
「手、」
「手?」
「温もらねェな」
「……」
まさか、温めていたとでも言うのだろうか。
アレンは瞠目してカンダを見詰めたが、真意は分からなかった。
「眠った方が良いよ。何なら、子守唄でも唄ってあげようか?」
「要らない。もう寝る」
着布団を引き上げる為に重なっていた手が離れる。
吸血鬼の手に温もりは残らず、冷たさだけが人間の手に移った。
「おやすみ、カンダ」
















何も求めず、何も与えず、何も求められず、何も与えられない。
それは理想的な関係だった。
そして、ただの理想でしかなかった。















それから数日後、雪が降り始めた。
庭に出ていたアレンは掌に雪を受け止め、いつまで経っても解けないそれに哀しい笑みを零す。
人の手の中では儚く消えてしまうのに。
途方も無い事を、思った。
「おい」
背に声を掛けられて振り返ると、部屋の中に居た筈のカンダが庭へ出てこようとしていた。
アレンは途端にむっとした顔になり、足早に近付いてその手を引っ張る。
「病人は安静にしとくものだよ。何考えてるの?」
「腹が減った」
「……君って、案外我儘だよね」
「使えるモンを使って何が悪い」
「はぁ!?」
言い争いをしながら部屋へと戻り、アレンはそれからもぶつぶつと文句を言いながら食事の用意の為に台所へと消えていった。
残されたカンダは布団の上に腰を下ろし、深く長い溜息を吐く。
雪の中に、
解けて消えてしまうんじゃないか、と。
庭に立つアレンを見てそう思ってしまったことを、きっと一生口にはしないだろう。
「一生、か」
らしくない自分に呆れと戸惑いを感じ、髪をぐしゃぐしゃと掻き乱す。
アレンが目の前に現れてからというもの、躍起になって吸血鬼を討とうとは思わなくなっていた。
それを自分の中で認めたくないが為に聖刀は常に傍に置いてあるが、ここ最近はただの飾りに思えてならないほどだ。
あっさりと死を受け入れるつもりなど無いのに刻限は音も無く近付いてくる。
外に降る雪のように。
音も無く、ただ静かに、寄り添うように。
ハッと嗤うように俯くと、寝着の合わせから呪いの証が左胸に見える。
ある日突然「ソレ」が浮かんだとき、カンダはまだ八つだった。
擦っても洗っても落ちないソレを両親に問うたとき、二人は「あぁ、とうとうこの日が来てしまったのか」と嘆いた。
カンダは背を丸めて泣く母を、ただ呆然と見詰めていた。
だが、子供の頃は夢見心地で聞いていた御伽噺も、歳を重ねれば現実になって見えてくる。
僅かな運動で軋む身体、上がる呼吸、度々に起こる眩暈と吐き気。
八つまでは健康そのものだった為に、両親以外の人間は何か大病を患ったのではと騒ぎ立てた。



もう私たちには構わないで下さい
この子は病気なんかじゃありません。病気なんかじゃありません
触らないで。誰もこの子に触らないで……



そう庇いながら、母もまた、この身に触れようとしなくなった。
「十でこの屋敷に連れて来られて、十四のときに使用人を追い払ったんだったな」
何を聞かされずとも、肌で感じるものがあったのだろう。
身の回りのことをびくびくと震えられながら世話されることを煩わしく思った末の判断だった。
そして、十五になった日。
もう二度と会うことは無い。
そう顔に書いてある両親を見送る際に渡されたこの聖刀は、今では唯一、カンダの肉親のようなものだ。
「俺は、何人目なんだろうな」
聖刀を手に取り、久しぶりに鞘から出す。
きらり、と光るこの刀身は、総てを見てきた筈だ。
記憶には無い、自分よりも前の自分。
遥か遠い昔、呪いをかけられた馬鹿な人間を。
「何人目でもカンダはカンダでしょう」
「!?」
よっ、と。
両手が塞がっていた所為で、アレンは器用にも足を使って扉を開けたらしい。
なんとも行儀の悪い吸血鬼に、だがカンダは、すぐには叱り飛ばすことが出来なかった。
何でもないような顔をしてお盆を畳の上に下ろし、湯気の立つ食事をずい、と目の前に差し出す。
「……人がせっかく作ったのに、食べないんですか?」
「……」
そういえば、この吸血鬼に物を作らせたのは初めてでは無かっただろうか。
病人相手に一般的に出される卵粥は見た目こそ良いが、吸血鬼と人間の味覚が同じとは限らない。
そんなカンダの思考を表情から読み取ったのか、アレンは憮然とした。
「確かに食事を作ったのは久し振りだけど、君がやってるのを見様見真似でしたんだから大丈夫だよ」
ほら、早く食べて。
急かされるように匙を握らされ、カンダは生唾を飲み込んだ。
「……」
「どう? 美味しい?」
「……あぁ。意外に」
「素直に美味しいって言えないの? まぁ、いいや。食べ終わったならこれ飲んで」
卵粥を頬張る途中でちらりと横を見ると、どこから見付けてきたのか、それは以前、医師から処方された風邪の薬だった。
「お前、馬鹿にしてんのか? これは呪いのせいだ。人間の薬が効くわけないだろう」
「効いたらどうする?」
「副作用でもあったらどうする気だ!!」
「それこそ、君、馬鹿じゃないの? 呪いに薬が効かないなら副作用も無いでしょ」
あっさりと言い切られ、カンダは口をぱくぱくと鯉のように開閉させる。
その顔がお気に召したのか、アレンはにっこりと悪戯な笑みを浮かべた。
「何なら、僕が飲ませてあげようか?」
「要らん!!」
即答と共に器をお盆の上へと乱暴に戻し、カンダは薬とアレンの両方を拒むように頭から布団を被ってしまった。
空になった器を乗せたお盆を持ち上げ、やれやれと肩を落として部屋を出て行く足音が遠ざかる。
-----本当に、人と変わらない。
時折宙に浮かぶ以外は、アイツは俺の前で吸血鬼らしい素振りなど少しも見せていない。
本当は、宙に浮いているのは幻で、本当は、人間なのではないだろうか。
だが、じゃあ何故いつも突然姿を消す?
生きる糧を、求めに出ているんじゃ-----。
そこまで考えて、カンダは目を閉じた。
「俺がいくら考えたところで、どうなるわけでもねぇ」

後片付けを終えたアレンが戻ると、布団からは静かな寝息が聞こえてきた。
出て行った時と同じ状態で放置されている薬袋を見ると、やはり飲まなかったらしい。
「言ったよね? 僕が飲ませるって」
布団の傍らに膝をつき、袋を開けて中からいくつかの錠剤を取り出す。
粉薬もあったが、これを寝ている人間に飲ませるのは至難の技だろう。
「途中で起きたら、絶対に怒るだろうなぁ」
だから、
起きないでね。
願いを、心の中で囁いた。
「……っ、ん」
こくん。
嚥下したのを確認し、アレンは吐息を吐きながら唇を離した。
少し濡れた唇を手の甲で拭き、ふと、指先で触れる。
「……温かい」
不意に、泣きそうになった。
人は儚い。
この温もりも、いつかは失せてしまう。


“あの人”のように。


「死にたくないよね。いつかは死んでしまうと分かっていても、誰も、本当は死にたくなんてないんだ」
言い聞かせるような言葉は、誰へ向けたものだったのか。
眠るカンダの首筋に指の腹を押し当て、とくん、とくん、と脈打つ血の流れを感じた。
ここに牙を立てて血を送り込めば、人は人ならざるモノへと変わる。
その引き換えに失うものは転生、得るものは永遠という名の呪い。
君は、
「どっちが良い?」
ほとんど無意識に、アレンは温かく脈打つ箇所へと唇を寄せた。
仲間にしたいと思ったわけでは無く、ただ願ってしまった。
君と、もう少し永く一緒に居たい。
空っぽな頭の中で、その想いだけが強く主張していた。
刹那、
「-----何してんだ」
「!?」
驚愕にひゅっ、と息を吸い込んだ瞬間、アレンの視界は闇で覆われていた。
サラサラと落ちる黒髪は夜の帳のようだった。
肩を押さえ付けている力は病人のものとは思えないほど強く、例え逃れることが出来ても、その後になんと言えば良いか分からない。
「あ……ぼ、く」
「……人は死ぬものだ。人で在る限りな」
「-----ッ、」
聖刀の、閃きのような言葉だった。



-----、 し  る



「おい?」
「そう、だね……君は違う……君はっ、僕とは違う……!!」
引き裂かれるような声が耳の奥へと飛び込み、脳を揺さぶった。
カンダは瞬間的に酷い眩暈と吐き気を覚えて体勢を崩し、押さえ付けていたアレンの上へ覆い被さるように倒れ込んだ。
呼吸と脈の乱れがこれまでに無いほど激しく、あぁ死ぬのか、と漠然と思う。
耳元で聞こえる取り乱した声は泣いているようで、けれど涙の粒は見えなかった。

「カンダぁ……ッ!!」














望まなければ、
願わなければ、
誓わなければ、
出会わなければ。















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黎明、という形で終わらせるつもりだったんですが、予想外に長くなりました。
もう少しお付き合い頂けると嬉しいです。

07/10/09 canon





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